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たな先生の「ごはんのおとも」で心が癒されます!

たな先生の「ごはんのおとも」で心が癒されます!

たな先生の『ごはんのおとも』は、こんなマンガです

米と豆と夏がすきな大阪府出身のたな先生『ごはんのおとも』は、優しいタッチの絵で可愛い登場人物が描かれているフルカラーのマンガです。

カット割りも独特なので絵本のような印象を受けます。

登場人物の表情や全体の絵はほんわかふんわりした柔らかい雰囲気で描かれているのに、食べ物の絵だけは写真のようにリアルで、すぐにその料理を食べたくなってしまいます。

たな先生の『ごはんのおとも』は、路地裏の料理店「ひとくちや」に集まる様々な人間の色々な出来事を『ごはんのおとも』で解決したり、エピソードに出て来る『ごはんのおとも』が紹介されています。

たな先生の『ごはんのおとも』食べてみたい料理ベスト3

とりそぼろ

「ひとくちや」はクマさんは小学生の頃から、自分の持っている物が誰かの役に立つ事が嬉しくて、いつもなんでもカバンに入れて持ち歩いていました。

ある日、男の子にふられて泣いているお姉さんに、小学生のクマさんは、ハンカチととりそぼろのおにぎりを渡しました。

そのお姉さんは、今、クマさんの奥さんになっています。

クマさん夫妻の出会いの思い出の「とりそぼろ」美味しそうです!

づけ丼

第2巻に1話目の「かまいたがり」に登場します。

3年間の単身赴任を終えて、家族の元に戻ったヒグチさんは、思春期の娘さんとコミュニケーションをとりたいのですが、なかなか上手くいきません。

娘さんと関わるきっかけに手料理を作りますが、ちょっとずつ失敗してしまいます。

ある日、娘さんがお刺身の「づけ丼」を作って出してくれます。

ヒグチさんが作る料理は味は良いのに形が崩れてしまっている、その理由は心配して触り過ぎるからだと、お父さんが自分の事も心配して触り過ぎていることと重ねて気持ちと感謝を伝えます。

このエピソードもとても良いのですが「づけ丼」の絵が美味しそうで、よだれが出そうになります。

たまごの黄身のしょう油漬け

第1巻の1話目の「」

周囲の皆から愛されているタブチくん、最近は結婚について心配されています。

ある日突然、仕事帰りのお誘いも断って定時に退社するようになり、何となくウキウキソワソワしている様子に、皆は彼女が出来たのだと思います。

ところが、タブチくんが恋していたのは女性ではなく「たまごの黄身のしょう油漬け」で、一生懸命作っては食べていたのです。

この「たまごの黄身のしょう油漬け」は、何とも美味しそうで味を想像しただけで、もう本当に堪りません!

食べたいと思っても今すぐには食べることが出来ないので、余計に美味しそうで食べたくて食べたくて、これは間違いなく不動の1位です!

たな先生の『ごはんのおとも』の秘密

『ごはんのおとも』には2つの秘密が隠されています。

1つ目は、それぞれの物語の主人公が別の物語の脇役として登場することです。

全てを読み終えた後に、お気に入りの登場人物がどこに描かれているのかを探してみると更に楽しめます。

2つ目は、物語と物語の間のページや目次のページに描かれている、初恋の小さな物語です。

こちらはセリフも少ないのですが、幼馴染みの2人・すずとだいの淡い恋心が、しっかりと伝わってきて胸がキュンとなります。

眺めているだけでも心が癒されるような優しくてきれいな絵と、身体の芯からじんわりと温まるような素敵なエピソードと、そして間違いなく美味しい『ごはんのおとも』があって、何度も読み返して幸せになれるグルメマンガです。


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