気づけば32才、仕事を頑張ってる風味だけどじつは焦ってるだけ・・・。
そんな「三十路飯」マンガの主人公・高山日向。
恋愛にも仕事にも疲れ切って足もむくんでパンパン・・・さあどうしよう。
というときに、美味しいものに出会うと心が和んで張り詰めた顔も緩む・・・。
分かりすぎるくらい分かっちゃう。
【分かり合えた友達にも置いてけぼり…】
どんな年齢にも、その年齢ごとの深きお悩みが存在します。
若けりゃいいってもんでもなく、年を重ねたら悩みがゼロになるってわけでもなく。
生きることに疲れる瞬間だって多々あるわけです。
自分のことが嫌いになる夜もあり、友達と比べてクヨクヨすることに嫌気がさす夜もあり。
死んだ魚のような目で、いい香りのお店にたどり着く主人公。
おひとり様ご飯にちょっとためらいつつも、さまざまなお店に足を運び始め、
美味しいものと出会えた瞬間は、すべての悩みが吹き飛ぶのです。分かる。
「年齢を重ねると、食べることが何よりも楽しみになる」という人を周囲で
何人か見かけましたが、まさにその入り口に立つのが30代ではないでしょうか。
【フレンチのお店にフラリと入った主人公】
友達との約束がドタキャンになった主人公。
友達は新米ママ、赤ちゃんの調子が悪いので、と断られ、仕方ない状況。
「いいよいいよ」といったものの、置いてけぼり感にさいなまれる。
食券制のお気軽フレンチのお店を発見し、
フォアグラの付け合わせで出てきたのが・・・
コレ。私も大好きなんです♪パスタやお肉によく合うんですよね。
我が家でも、凍らせた斜めカットフランスパン薄切りを常備してあります。
とはいっても、高級パンではなく某有名なパンメーカーさんのもの。
プチプラパンですが、パリッと仕上がって私好み。
凍ったままのパンにバター⇒ガーリック⇒黒コショウ⇒パセリ&バジルの順で乗せて焼き、
オリーブオイルを垂らして完成です。
溶けたバターのおかげで、厚みの上半分がジュワッと濃厚、
下半分はパリッとお菓子のような仕上がり。
オリーブオイル掛けなので、口の中にパンの破片が刺さることもありません。
いろんな香りが入り混じって食欲をそそるんです。
ほんと、いつまでも食べ続けられそう・・・!我が家の味皇もご満悦です。
漫画の主人公は、美味しいフレンチを堪能し、ふたたび前向きな気分に浸ります。
ほんと、心が折れたときは美味しいものを食べるに限ります。
そうそう、今さら知ったんですが、アルミホイルってマットなほうが表なんですね。
いつも光るほうを上にしてました。これだけ生きてても知らないことって山ほどある。
|
|