「味覚一平」マンガに登場の「究極の豆腐料理」がいろんな意味で究極 | グルメマンガ飯を料理して食べたい!
【作ってみたいかも・・・!「究極の豆腐料理」】
遠崎 史朗(とおざきしろう)さんという方のマンガ、「味覚一平」。
1990年のジャンプ系コミックスに連載されていた作品で、
作画は堀内元さんという方。読み切りにつき、今は幻の食マンガ扱いでしょう。
小学生向けに面白おかしく描いてあるにしても、なんだか実際に作れそうだし、
食べてみたい気がするメニュー「究極の豆腐料理」。
何が究極なのかよく分からないんですが、見開きで次々に流れ作業のように
究極の豆腐が出来上がってくる図がすごい。
ちょっとわかりづらいので拡大してみますね。
「さあ これが究極の豆腐料理だよーっ」(ジュッ)
これ、すごいです。
ものすごく端正なレンガ型の豆腐がICE&HOT仕様で重なっている・・・!
切り餅かチョコレートに見えるんですが、お豆腐だそうです。
「あっつい焼き豆腐の上の凍った豆腐がジュッ!ととけて
なんともうまそうだろう!!」(ジュッ!ジュッ!※効果音)
”なんともうまそうだろう!”と煽ってきますが、味よりもその見た目に釘付けです。
下の黒い四角はなんと焼き豆腐!均一に焦げているところに感心。
「くっ」「な・・・なんとっ!!焼いた豆腐の上に
凍った豆腐をかさねるとは・・・!!」
2人とも度肝を抜かれています。「この発想はなかった」とどこか悔しげ。
私もこの発想は斬新だと思うんですが、
この温度差を密着させた場合、柔らかいお豆腐の形状ってどうなるのか、
物理的に知りたくなってしまいます。
【凍ったものを熱いものの上に乗せるとどうなるのか?】
この場合は豆腐ですが、凍った豆腐をアツアツの鉄板の上に置くと考えると
分かりやすいかもしれません(と大真面目に考察)。
さいきん、
「凍ったものは自然解凍するよりもいきなり熱したほうが旨味を閉じ込めやすい」
という意見がメディアの間で有力です。
もしや、これを先取りしたのがこの味覚一平マンガかもしれません。
そう考えると先見の明があったということになりますね、一平少年。
ちょっと理科の実験っぽく作ってみたくなりました。
極端な話、「0℃と100℃の豆腐を重ねるとどうなるか?」ってことですよね。
ああ、気になる・・・!ただ、レシピ詳細が分からないのが残念。
豆腐1丁同士だと巨大すぎるので、横に半分カットしたお豆腐で
試すのがいいかもしれません。
こんな完璧な焦げ目の焼き豆腐って難しそうだけど、試す価値はあるかも。
いずれにしても、上の豆腐も下の豆腐も歯に沁みそうで恐ろしいのは変わりなし。
交互に食べたら確実に体調不良を起こすでしょう。
まさに究極の豆腐料理と言えます。
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