うすた漫画との出会いは高校生の頃。代表作「すごいよ!マサルさん」でした。
意味の分からなさが超ド級。吉田戦車先生と同じくらい分からない感じで
とても新鮮なキモチになったのを覚えています。
「意味不明でカオスだけど面白い」という新ジャンル。
友人と「どこに面白さを感じるか」と丸一日くらい議論したものです。
そして「ピューと吹くジャガー」。これもほぼマサルさんと同系統で
このたび「フードファイタータベル」というマンガの存在を初確認(遅い)。
『少年ジャンプ+』というWEBコミックで2015年より連載されてたんですね。
ウソ・・・!先生の画力、上がってる・・・!?
デジタルだからなのか、背景とか細かくなってるしトーンも多くて
以前の手書き感が減った感じがします。あのエンピツの下書き感、好きでしたが
口コミなどを見ても「画力UPしてる」みたいなのをよく見かけます。
主人公(謎のグルメファイター)は相変わらず髪型が変だけど、
”謎めいていて最強”なキャラ設定は変わっていないなぁ、と。
ですが、意味不明なギャグストーリーがメインである先生の漫画、
今回はグルメ系ということで、マサルさんやジャガーとは毛色の違う仕上がり。
批判はありつつもうすたワールドを愛してやまない人続出
「やっぱり好き」という声も多数聞かれつつ、
「かつての作風と違う」グルメ系とのことで違和感を覚える読者も少なくない様子。
ファイターが妙にイケメン
グルメ漫画って、けっこうストーリーがカッチリ限定されてくるので、
うすたワールドの良さが少し目減りしちゃう感があるんですね。
「ストーリーなんてあってないようなもの」くらいなほうが、笑いが冴える感じ。
◆ストーリー◆
大食戦士である「神無 食流(タベル)(上の人)」が
学校で弁当を奪われかけて困っている食通の高2「原田 美味満(ウマミチ)」を
助けるフリをするところから始まる。
学校の屋上でサーロインステーキ弁当(2500円)を一人で食べているウマミチ。
それを狙ういじめっ子集団。そこに、ガリガリの戦士タベルが現れ、
争いの元である高級弁当を食い散らかし、HPを回復し体型を調整、
イジメを解決するといういい話です(違うけど)。
その後、フードバトル(フードル)と称し持ち場を荒らす食通と
謎の戦法で戦っていく・・・という感じです。
ですが、口から吐き出すシーンも多々で、絵的に麗しくないコマも多め(笑)。
グルメマンガなのかよく分かりませんが、真面目に描かれているコマは
異様に美味しそうなので注目です。
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