人気作品のスピンオフ!出張グルメマンガ『創太郎の出張ぼっちめし』 | グルメマンガ飯を料理して食べたい!
「いつかティファニーで朝食を」のスピンオフ!トリンドルでドラマ化までされた人気グルメマンガの原作と同じように楽しめる、出張グルメマンガ『創太郎の出張ぼっちめし』
トリンドルが主人公役で実写化された、人気グルメマンガ「いつかティファニーで朝食を」の主人公・麻里子に振られた創太郎が主人公のお話です。
別れた後に出版社の編集から営業に部署が変わった事で、出張の機会が増えるようになります。
食に興味がなかった創太郎が、後輩である白石さんの喝によって出張先で美味しいものを食べると、それがきっかけで食への関心が深くなり、美味しいものを食べた時の幸せに目覚めはじめます。
今までどんな差し入れをもらって食べても無反応な創太郎。そんな創太郎をみかねた白石さんが、創太郎の出張先で強制的にランチを予約しちゃいます。
いつもは出張先でもファストフードですませてしまう創太郎にとっては、1人で出張先のオシャレなレストランのランチを食べる。
けっこう難易度の高いミッションだったと思います。
しかしその甲斐あって、だんだんと出張先で食べるご飯が楽しみになってきた創太郎。
ふと、昔付き合っていた麻里子を思い出します。
「一緒に朝ご飯を食べる」という麻里子との簡単な約束を、創太郎は仕事の忙しさから破り続けていたのです。
その結果麻里子に振られた創太郎は、ご飯を一緒に食べたいと言い続けてくれていた麻里子の想いに、初めて気付く事ができたのです。
そんな時に、今まで行った事のない沖縄に出張が決まります。
無事に沖縄で担当作家さんのサイン会が終わり、作家さんたちと夜ご飯を食べに行ったそのお店で、なんと昔に振られた麻里子に遭遇します。
アパレルの仕事関係のヘルプでたまたま沖縄にきていた麻里子もビックリ!
完全に麻里子の事を忘れられなかった創太郎は、食事に誘い、翌日の朝に一緒にご飯を食べる事になります。
そこでやっと麻里子への想いを断ち切れた創太郎。
その後も、男友達2人との同居生活の解消や海外に出張など忙しく動きまわりつつも、行く先行く先で一人食事を楽しみます。
<食べ物の画力が圧倒的にすごいグルメマンガ>
原作もそうでしたが、とにかく出てくる料理の画が圧倒的に美味しそうで、トーンの使い方や構図が秀逸なんです。
読んでいると、実際にこのお店に行きたいなぁ~。なんて思ってしまい、数ページ前に戻ってそのお店の場所を確認してしまいます。
だいたいはすぐに行ける場所ではないので、その時は頭の隅っこにとどめておくようにしています。
普通のマンガなら、内容が面白ければあまり画が上手じゃなくても関係ありませんよね。
しかしグルメマンガとなるとそうもいきません。
グルメを題材にしてる以上、読んでる人にそれなりの説得力を持たせなければなりません。
『創太郎の出張ぼっちめし』は食材の描き分けがとても細かく説得力がある。そんなところも魅力なグルメマンガです。
<人を通し食を通し人生の楽しみを増やしていくグルメマンガ『創太郎の出張ぼっちめし』>
美味しいご飯を食べる楽しみに目覚めた創太郎。
取引先の人に教えてもらったお店に行き、美味しいご飯を食べる事で仕事にもハリが出ます。
知らない土地の名所、鉄道オタクに教えてもらった電車、1人で食べる流しそうめん、中国茶にはまっている海外に出向中の友達。
創太郎にとってはすべてが新鮮な体験で豊かな時間となっていきます。
私はいつも平日、祝日関係なくスーツを着て、電車や飛行機に乗り込むサラリーマンの方々をみては大変だろうなぁと思っていました。
『創太郎の出張ぼっちめし』は、そんなサラリーマンの方に特におすすめしたい出張グルメマンガでもあります。
出張先でご飯に迷ったら参考にしてみてはどうでしょうか?
もしかしたら創太郎のように、新鮮な体験が出来るかもしれません。
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