「ちらし寿司にワサビ醤油かける?」⇒ワサビはどう溶くのか論 | グルメマンガ飯を料理して食べたい!
毎話、絶妙なところをついてくれる漫画、
『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』(おおひなた ごう氏著)。
今回は、1巻・第7話収録の「ちらし寿司にワサビ醤油かける?」です。
うーん?ふつう、ちらし寿司ってワサビ醤油かけますか???
私はちらし寿司はNON醤油派。すでに酢飯とかに味がついてるし
イクラとかで塩味バッチリなので、醤油要らずな気がするんです。
でも一般的には、ワサビ醤油をかけるものなの?
あ、でもネタが大きい場合は、お醤油を1~2滴垂らすかも?
自分の常識=世間的には「?」なこともいっぱいあるのかもしれない。
【ワサビは醤油に溶かすべきなのか?】
主人公・ジローちゃんはお見舞いの品として
ちらし寿司をチョイスし、病室を訪れます。しかし、
患者のちらし寿司の食べ方に愕然。
患者の同僚は、なんと
ネタのみお箸にとり、醤油につけてそれを丼に戻す
というレアスタイル。これを見たジローちゃん、またもや激怒。
ジローちゃんの食べ方は、ワサビを溶かした醤油を丼全体に
まんべんなくかけるスタイル。
しかし、一緒にいた彼女・みふゆちゃんにこう言われるのです。
「ワサビをお刺身にひとつまみ乗せるのがオトナ。
ワサビを醤油に溶かすのは子供っぽい気がする」と。
子供っぽいと言われてキレるジローちゃん(おなじみ)。
病室で大声を出したもんだから、ほかの患者さんにたしなめられる始末。
【寿司ネタにワサビを乗せる=オトナ?それとも・・・】
私も、夫が寿司ネタにガッツリわさびを乗せ、
「やっぱこれくらい乗せるのが通(つう)でしょ」
とのたまうのを見て、ちょっと腹が立った覚えがあります。
ジローちゃんも同じ意見でした。
「ただのカッコツケじゃないか!」と・・・。
というのも、私が大量のワサビを食べられないオコサマ舌であるのに、
隣でオトナぶってて、ちょっとムカついたのです。
たしかに「つーん」と鼻に抜ける醍醐味は、ちょっぴり分かるつもりです。
でも、チューブならともかく、
新鮮な本わさびを大量に乗せて直食べするなんて、
舌や胃をイジメてるような気がするんですね。
あれだけの刺激、辛すぎるカレーと同じで、きっと毒ですよ・・・!
でも、オトナっぽく”違いの分かる男”を気取ってるような気がします。
結局、ジローちゃんは職場の食通のセンパイに諭され、
新しい食べ方に理解を示すのです。そうしてジローちゃんが
楽しい食べ方に感動している頃、みふゆは
留守電にしっぱなしのジローちゃんの携帯にイライラ。
「そろそろ、カップルの危機が近いのか・・・!?」
というところで、マンガの1巻が終わります。
これは2巻以降も買わなくては・・・!かなりツボ。
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