食器を汚さずに納豆を食べる方法がナナメ上すぎた(後編・実践) | グルメマンガ飯を料理して食べたい!
◆前回の記事◆
納豆ご飯を食べるときに、お茶碗を汚さない斬新な方法が、
漫画『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』(おおひなたごう氏著)で
出てきます。それが、”海苔の城壁”。
※敵=納豆※
納豆ご飯を美しく食べる男の名ゼリフです。
「納豆のネバネバ付食器を洗うのがイヤ」という方、ぜひお試しを♪
【海苔城壁納豆、我が家の味皇が実践!】
思いつきそうで思いつかないこの方法。
海苔をお茶碗にあらかじめ敷き詰め、納豆&白米を
海苔でくるんで食べれば、お箸もお茶碗も汚れない、という
ナナメ上発想。ですが、この漫画の作者の奥様が
普段からこの海苔城壁を実践していらっしゃるというからオドロキです。
問題発生。我が家が食材不足につき、
味付け海苔がなく、大判海苔しかなかったため、パリパリの厚手海苔です。
ハサミで適当にカットしたものを、お茶碗に城壁様に敷き詰めます。
海苔が固いので破れそう・・・失敗の予感しかありません。
真ん中に白米をよそいます。うん、マンガどおりの見た目。
味皇、すばやく納豆を流し込みます。
漫画でも出てくるんですが、海苔が水分を吸うと、
城壁が崩れてしまい、納豆のネバネバが茶碗の内側についてしまう。
我が家の味皇、あわてて海苔でご飯をくるもうとしますが・・・
すでに城壁(海苔)がフニャッてきてる・・・!
これはまずい兆候。急いで、味皇よ・・・!
【「早く、早く!」と私がせかした結果・・・】
「ああっ もう無理!無理ー!!!」
味皇の悲痛な叫びがダイニングにこだまします。
私も写真を撮りつつ、この時点ですべてを察しました。
写真がブレるほどに大忙しの図。
パリパリだった海苔がフニャフニャすぎて、ご飯&納豆をうまくくるめません。
動揺&緊張がはしります。
「ああっ、くそッ・・・!」
味皇が悔しがります。見るも無残な納豆ご飯(笑)
でも、海苔と納豆はすごく合うので、ふつうにかき混ぜて
美味しくいただいていました。失敗したものの、味はOK!
まあ、マンガの中でも
「なかなかうまくいかないのでゲーム感覚でコツをつかむべし」
みたいな格言があったので、
初回失敗するのはやむなしって感じです。
そして、マンガの中ではさらに、
”海苔が付着して、いつもの納豆ご飯よりも汚い茶碗を洗うハメになる”
という描写があるのですが、
漏れなく我が家でも同じ現象が(笑)。
ふだんの3割増しで洗いづらかったです。海苔が落ちなくて。
【海苔城壁納豆、我が家の味皇評価やいかに?】
ふぅ・・・。ドッと疲れが出た。
こんなに大変なものだとは・・・。納豆のタレを混ぜているうちに
海苔に湿気が移り、シナシナになったのが敗因である。
しかし!この方法は非常に理にかなっており、
リベンジの価値はあるものとお見受けする。
海苔と納豆のハーモニーが絶品。見た目は抜きにして味が素晴らしかった。
ネバネバ茶碗を洗わせることには、実は前から抵抗があったので、
この方法を極めてみようと思う。その前に、
正しい朝食海苔(八切り)を買ってこなくてはなるまい・・・?
とのことでした!
より汚れた茶碗を洗うのは私でしたが、美味しかったのでOKです。
我が家の味皇がこの方法を極めてくれれば、
私も食器用スポンジをネバネバさせることなく、
快適に洗い物ができることでしょう。その日を待ち望んでいます。
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