このトシで、ようやく焼肉屋さんのホルモンデビューを果たした私です。
やっぱりね、注文するメニューって、ほんと頑ななまでに偏るんですよね・・・!
いつも自分の食べているものが一番おいしくてサイコーだと思い込んでて、
ほかの誰かから勧められても、本気で味わおうとしていなかったり。
こうして新しい物事に手を出さずにいると視野が狭くなるのって、
食の世界も同じことなんですね、食わず嫌いというか。
ホルモンって、ゴリゴリしてて噛み切れなくて、途中で味もなくなって、
捨て時が分からないガムのように延々噛んでたりします。
そのことばかりが頭をもたげてしまい、自分で注文するに至らなかった。
誰かが注文していて、分けてくれたりしたら、1つの塊を貰って、
「やっぱ噛めない・・・」と悪態をついている。適当なところで喉に流し込み方式ですが
できれば味のついたまま、うまく噛み切ってお腹に入れたいんですよ。
まあいまだに叶ったためしがないのですが・・・☆
ホルモンはご飯とマッチしない食べ物
「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」の漫画の中で、
以前、「焼肉に白メシは不要か?」というネタがありました。
個人的には、経済的な事情で白いご飯でお腹を膨らませつつ、
焼肉店のこだわりのタレをご飯に沁み込ませて食べるのがオツだと思っています。
ですが、ホルモン肉と白メシとは、”同時に喉を通らない問題”勃発。
この現象、分かりすぎるほどに分かるッ・・・!
そもそも、ホルモン肉オンリーでも途中で味が消失するのに、
ここに味気ない白メシが混入したら、味わいってものがまったく無になってしまう。
そして、ホルモン肉が噛み切れないあいだ、
無言で目がうつろになるのもちょっとイヤなんです(笑)。
あとあとの消化も悪いし、けっきょく塩タンとかカルビとか、
いつもの定番をチョイスしてしまう自分がいます。
でも、こないだ自分でホルモン肉を1人前注文してみました。
なんかこう、「注文した責任」もあって、
人生で初めてホルモンと向き合い、しっかり味わったんです。
(すっごく脂っこくて、美味しい・・・!)
もともと脂身に目がない私、ホルモンは”噛み切りにくい”というだけで
今まで敬遠してきた。惜しいことをしましたね。
白米と同時に喉に流し込めないことも、カミカミしている間無言になることも、
すべてひっくるめてホルモンの味わいだというのに・・・狭量でした。
でも、焼肉通になるにはまだまだ道は険しい。
「牛肉の部位ってこんなにあるんだ・・・」とこの漫画に教わりました。
初耳ワードがテンコモリ。私はまだまだ焼肉界ではオコサマだなぁ。
牛は、あますところなく頂くのが礼儀。なのに、私は一部しか味わってこなかった。
レア部位肉にトライする心意気、今後の焼肉ライフに役立てたいものです^^
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