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『美味しんぼ』のローピンを実際に作ってみました!

『美味しんぼ』のローピンを実際に作ってみました!

『美味しんぼ』に登場するローピンとは

雁屋哲先生の原作・花咲アキラ先生の作画で、長期連載されていたグルメマンガの『美味しんぼ』12巻『黄金の意味』の第8話『非常食』に登場するローピンとは、主人公の山岡士郎は「中国の家庭料理」、食べた人は「中国風のパイ」と言っています。

北京や台湾、その他の地域でも食べられてていて、屋台で売られていることが多い軽食です。

伸ばした生地に油を塗ってから巻いていく事で、層が重なりパイのような状態になるので、発酵させていない生地なのに、焼いても固くなりにくくなっています。

ある日、山岡士郎は、同僚たちと一緒に長野県菅平の友人夫婦の別荘に宿泊して、スキーを楽しみましたが、翌朝、猛吹雪の為に別荘に閉じ込められてしまいました。

友人夫婦は新鮮な食材で朝食を用意してもてなそうと思っていたので食材がありません。

別荘に残されていた食材を見て、山岡士郎が思い付いた料理がローピンでした。

『美味しんぼ』ローピンを実際に作ってみよう

 

ローピンの材料は、小麦粉・胡麻油・長ねぎ・塩、その4つだけです。

まず小麦粉を耳たぶくらいの固さまでこねますが、、この時の小麦粉の量は明記されていないので、200グラムくらいにしておきました。

しっかりとこねた後は「コシを出すために」1時間ほど寝かせます。

この時に絵はボールに布巾で蓋をしてあるのですが、この布巾が乾いているのか濡れているのか、ちょっと迷ったんですが、特に何も書かれていないので乾いた布巾をのせました。

1時間後に「大人の拳二つ分くらいの大きさ」の分の生地をとって、麺棒で「できるだけうすくのばす」、その上に胡麻油をまんべんなく広げて、塩をまいて、長ねぎのみじん切りをまきます。

長ねぎは多い方が美味しく仕上がるそうです。

 

「これを端から、なるべくぴっちりと巻いていく」と山岡士郎が言う場面での伸ばした生地の大きさは推定で直径50~60cmくらいに見えます。

端まで巻き終えて長い棒状になったら、今度は渦巻き状の巻いていき、渦巻き状に巻き終えたら再び麺棒で少し伸ばして、フライパンの大きさに合わせます。

熱したフライパンで蓋をして弱火でじっくりと焼いていきます。

「こんがりキツネ色に焼けていたら」ひっくり返して反対側も焼いて完成です。

実際に作った『美味しんぼ』ローピンの感想

実際に作って食べてみた感想は、思っていたよりも粉っぽかったです。

こね方が足りなかったのと伸ばし切れていなかった事が反省点なので、次回はしっかりとこねて薄く伸ばそうと思います。

そして、もっと弱火でゆっくりと加熱した方が美味しく仕上がるのと思います。

味は間違いなく美味しかったので、また作ってみたいです。

しっかりこねる、出来るだけ薄く伸ばす、弱火でじっくり焼く、そのポイントを押さえれば、きっと美味しいローピンが出来上がると思います。


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