「カイジ」ファンにはたまらないスピンオフ漫画、
『中間管理職トネガワ』。題名だけで噴きます。
「そっか・・・あの血も涙もないトネガワさんも、
兵頭の下で、板挟みで苦労してるのか・・・」と思ったら、
ソッチではなくてグルメ漫画でした。あり得ないっ・・・!
もうこの表紙だけで買ってしまいそうです。トネガワさんが
野菜ジュースを飲んでいる図だけでもうジワジワ来ますよね。
自分の健康を気遣っているとは・・・イメージ違う!!!
(人相が悪いのでなおさら違和感)
マンガ「アカギ」の進みが遅いというのに、
スピンオフを手掛けている場合ではないでしょう、福本伸行先生!
という巷の声も届かない。しかしこれが予想外にいい出来栄えっ・・・!
【圧倒的っ・・・!トネガワさんは一味違うっ!】
やっぱり天下のトネガワさんというと、焼き土下座です。
あの大やけどで再起不能のはずなので、グルメしてる場合じゃないでしょうが、
どうやらあの土下座以前のお話らしいです。
さて、「カイジ」のノリでトネガワさんの空腹を表現すると・・・
「稀に見る空腹・・・!」(グルル・・・)
とちょっとカッコイイ台詞になるようです。
(私も今度、空腹時にはこのセリフでキメてみたい)
そしてトネガワさんはカツ丼屋へ。ガッツリ食べたくて大盛カツ丼を注文すると・・・
「ぐがっ・・・ な・・・」
「なんだこの・・・・・・・・・圧倒的量はっ・・・・!」
安定のカイジ風です。カツ丼屋でもこんな百面相してるなんて。
三点リーダー&感嘆符の乱用がTHE・福本マンガです。
【どんな勝負でも後には退けないトネガワ】
つねに背水の陣で勝負に挑むトネガワさん。さすが帝愛の要。
で、カツ丼大盛は大食い選手権並の圧倒的量で、
一瞬ひるむトネガワでありました。しかし!
「決死のダイブ・・・・!カツの海っ・・・・!」
こういう福本先生の精神の表現、いつもながら凄まじくて大好きです。
そう、グルメ漫画って、オーバーな比喩表現が散りばめられている。
しかし福本漫画だとこれが通常運転だったりします。
緻密な計算が得意なトネガワさんの”ついウッカリ”を
グルメ漫画ノリで読むことができる至高の作品。
カイジスピンオフ漫画「ハンチョウ」が地上ですごい食べ方してた
「焼肉で白メシどう食べる?」⇒注文しない人が多数派!?ショック☆
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