私の愛してやまないゲーム「Skyrim(スカイリム)」には美食家さんがよく登場します。
”美食家”という職業ってなかなか幸せそうで羨ましいんだけど、
スカイリム内で美食家はみな謎の死を遂げている。
美食家プレイで思い出すのが、闇の一党クエストでの皇帝毒殺。
これ、初見プレイの時はドキドキしましたね。皇帝のスープを作るところに
「ジャリンの根」という毒性植物を投入し、そのあとは逃走せねばならない。
顔を世間に知られていない美食家に自分がなりすまし、
厨房に堂々と入って毒を仕込むんです。罪悪感ハンパなし!
皇帝は面識のないおじいちゃんです。かわいそうすぎます。
とかいいつつ、数度目のチャレンジで必殺しましたが。
(もちろん胸は痛みましたよ・・・)
毒である”ジャリンの根”は、闇の一党メンバーのバベットちゃんから
受け取ります。それにしても・・・
スカイリムに出てくる子供ちゃんたちは、なぜか全員怖い。
(バベットちゃんは子供の姿をした永遠の命の持ち主。子供にあらず)
皇帝にお出しする毒入りスープの名は「ポタージュ・ル・マグニフィーク」。
こんなの、名前からして絶対美味しいに決まっています。
材料:チキンとビーフのブロス・スープ、バター、小麦粉
さいの目切りのニンジン&タマネギ
五つ星レストランに出てきそう。
【皇帝の厨房なのに、あっさり侵入できるシステム】
皇帝のお料理を作る厨房には、なぜか1人の女性しかいません。
これなら毒を盛り放題です!
コックさんの帽子さえ被れば、料理に隠し味を入れ放題。
どんだけ甘い監視なんでしょうか?門番も衛兵一人でしたしね。
それにしても、この「ジアーナさん」という料理長、ほんとに顔が怖い(笑)。
暗い厨房で下からの料理の炎に照らされてるから仕方ないんだけど、
どの角度から見ても怖かったのが印象的でした。
さて、有名な美食家に成りすました自分は、悪ノリでさまざまな隠し味を
お料理に投入後、最後に超猛毒である”ジャリンの根”を投下。
畏れ多い皇帝様の元へ料理をお出しする料理長。
自分はニセの美食家ということで、毒殺シーンに立ち会います。大胆すぎ。
美食家の隠し味(=毒)の入ったスープを美味しく頂く皇帝様。
(最後に美味しいものを味わえてよかった・・・;;)
哀れ、皇帝様は速攻でお亡くなりになりますが、ここからが壮大なオチで、
この皇帝様は替え玉だった、という・・・。
皇帝暗殺という歴史を塗り替える大役にビビっていた私ですが、
このあまりある虚無感・・・。つまり、
プレイヤーである私は、仲間にまんまと裏切られていたんですね。泣ける。
このシーンは数あるスカイリムストーリーの山場です。
ただの殺人者となってしまった私、初見プレイでは慌てるあまり
皇帝の城の最上階から飛び降りて無事死亡しました。
だって、周囲の衛兵が一斉攻撃しかけてきたんですもん。
心臓が止まりそうでした。なんと後味の悪いゲームでしょうか(笑)
でも何度もプレイを重ね、暗殺もお手の物になった私(極悪)、
記憶に残るのは「ポタージュ・ル・マグニフィーク」。
なにをかくそう私、ポタージュスープが大好物なんですね。
でも家で食べているのはクノールの粉ポタージュ。庶民派です。
皇帝の食べるようなスープってどんな味なんだろう。
エライ人が太りやすいってのも分かる気がしますね。
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