料理マンガ「ミスター味っ子」とは?
1980年代に連載された料理マンガ「ミスター味っ子」は主人公の味吉陽太が店に登場した敵たちと死闘を繰り広げます。
リアクションは非現実的なものが多いですが、料理はいずれも再現可能なものです。
例えば寿司、ハンバーグ、ステーキ、そば、駅弁、カレーライスなど家庭でも作れる料理を陽太は極上の味を加えて再現し、読者たちに大きなインパクトを与えています。
陽平カレー!このカレーであらゆるライバルを勝ち抜いた!
陽平カレーはカレー戦争のライバル店、インドアのカレーに対抗するために雑煮カレーをミルクカレーと試行錯誤し、最後に完成したのは陽平カレーだといわれています。
通常のカレーとの違いとして、醤油をどぼどぼ入れています。
そのままだとしょっぱくなってしまいますので、寝かせて熟成させるという2つが普通のカレーとの違いです。
鶏ガラスープ大匙1、しょうが大匙1、ニンジン1こ、にんにく1こ、玉ねぎ1こ、カレー粉大匙3、バター、しょうゆ、小麦粉大匙3を用意します。
鶏肉は使いません。
最初は鶏ガラを一度ゆでこぼし1時間くらい弱火で煮込み、スープをとります。
次にしょうが、にんにく、ニンジン、玉ねぎをみじん切りにして、バターで焦げないようにしながらきつね色になるまで炒めます。
次に小麦粉、カレー粉を大匙3ずつ入れて炒めます。
香りがします。
次に鶏がらスープを800ml、別の鍋に入れて、炒めたカレーを投入。最後にしょうゆと塩を入れて味を調えて、長時間に込みます。
冷えた水と福神漬けを添えて、味平カレーの完成です。
肉が入っていないにもかかわらず、みじん切りにした野菜だけでおいしいのが特徴です。
焼かず、揚げて食べるピザ!?陽一式油揚げピザの正体とは!?
たいていの場合、丸いプレーンの上にチーズやトマトなどの具をかけ、火で焼いてできあがるのがピザですが、陽一はそこでプレーンを具をかけた後2つ折りにして火で焼こうとという通常では考えられないピザを考案しました。
陽一式油揚げピザは材料はチーズとトマト、その他は自分の加えたい具、プレーンピザ1つだけを用意します。
あらかじめプレーンピザの上に具を全部乗せて、それを2つ折りにします。
そのあと、2つ折りにしたプレーンピザを油で揚げます。
5分ぐらい揚げ終えると、そのピザのトマトソースの風味が外の皮で包まれたまま、新鮮なうまみを十分に保てるようになり、チーズは十分な熱が通って、もちのようにとろりとし、コクと香りがよくなります。
ここで重要なのはトマトに直接、火をあてないところです。
トマトが火にあたってしまうと、トマトの味がなくなってしまいます。
そのためにトマトをプレーンピザで包み、チーズだけを火にあてるようにするため、プレーンピザを油で揚げたのです。
油の中でも熱でチーズが解けるので、トマトには特に問題なく火にはあたりません。
陽一はそのあと、オリジナルの具として半熟卵と生ハム、パイナップル、ウニ、そして南瓜の花をプレーンピザに包むことで、それぞれ主張している味を一気にまとめ上げ、ほのかな味を引き出しました。
料理マンガ「ミスター味っ子」で登場する料理を紹介!まとめ
この漫画に登場する料理はすべて自分でも作れるものです。
家で一度だけやってみれば、徐々に陽一のように料理好きになって、オリジナル料理を探すようになるかもしれません。
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