漫画「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」4巻・23話、
「かき氷のシロップ いつかける?」の中に登場するお料理器具の衝撃。
これって誰もが知ってるんだろうか・・・?「うなぎのタレかけ」ツール。
一般常識だったとしたら、私が無知なだけかもしれない。
【注ぎ口が3つに分かれている金属の器具・・・】
この漫画の登場人物は、かき氷の際に、
![](http://xn--mckh2lla3c9b0535j.net/wp-content/uploads/2017/06/kakigoori.jpg)
こだわりの道具使いを披露します。
まんべんなく氷にシロップをゆきわたらせるための秘策・・・!
プロフェッショナルな道具を用いる。素敵です。
この道具、私は生まれて初めて見たモノ。「先割れレードル」というそうです。
これってお店だけのものじゃなく、一般家庭にもあるものなの???
と思い、検索をかけてみたところ、「先割れレ」と文字を打ったところで
変換候補に「レードル」と出てきたんですよ。ふつうに広く普及している・・・?
予備知識ナシにこのキッチンツールを見たら、
「ガーデニングツールかな?」と思っちゃうと思うんです。
サイズ感もよく分からない。食堂ではよく使われるそうですが、
食べるのに夢中で、調理する人の手元までしっかり拝めたことがないかも・・・。
よく考えると穴あきオタマでも代用できるかもしれない。
けど、ウナギを食すときにこんなかっこいい道具が各家庭に
備わってるとも思えないんですよね。
【ウナギのタレといえばソースチューブだった】
自宅でウナギを食べる時、お店で買ってきたら、
ふつうは赤いキャップの四角柱の容器(名前分からない)にタレが入っている筈です。
けっこう少量で、ご飯に沁み込ませるにはちょっと少ないので、
大切に回し掛けするのが当たり前だと思っていた。ですが、
この「うなぎのタレかけ」先端に注ぐほどの量ではない。
このツールで回し掛けしようと思ったら、けっこうな量が必要です。
ということは、自宅でタレを作っている人向け・・・!?
念のためレシピを調べてみると、クックパッドでふつうにヒットするではありませんか。
(そうか・・・こういうこだわりツールを使う人は、自前でタレを煮詰めるんだ・・・)
と目からウロコ。私の知らない食の世界・・・。無知すぎます、私。
私の家で、ちょっと自慢できるキッチンツールといえば、
![](http://xn--mckh2lla3c9b0535j.net/wp-content/uploads/2017/06/kani.jpg)
これです。カニを食べるときの金属棒。これも名前が不明。
カニLOVEな父の影響で、1本だけ我が家にあるんです(※父専用)。
調べてみると、正式名称は
「蟹甲殻類大腿部歩脚身取出器具(かにこうかくるいだいたいぶほきゃくみとりだしきぐ)」
とかいう凄い名前がヒット(もしや中国語・・・?)。
まあカニスプーンは家庭によっては普通に置いてあるでしょうが、
「うなぎのタレかけ」を持ってるおうちを、今までに見たことがない。
ましてや、かき氷のシロップ掛けのためにこのツールを用意するとか、
かなりのコダワリ屋さん。
そういえばこの漫画もすでに4巻読破に差し掛かってますが、
ペースを崩すことなく、笑いの鮮度の冴えてるマンガです。
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