漫画『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』4巻第24~26話、
「もしかして 食に興味ない?」ネタについて。
食に興味のない人・・・いえ、食べるには食べるんだけどコダワリのない人。
「お腹に入ればなんでもいいやん」みたいな人ですね。いるいる・・・!
女性ではまず見かけないかな?でも男性では、ときどき見かける気がする。
【「並んでまで食べるのはイヤだ!」⇒ちょっと分かる・・・】
「他(の店)行ったって、どうせ一杯やって!ここでええよ」。
このセリフ、ときどき耳にするな・・・と思ったら、自分がよく口にしているものでした。
いえ、食にこだわりがないワケじゃないんですけど・・・2時間炎天下で立ったまま行列とか、
「なんの罰ゲームか」と思ってしまうんです。
「だったら空いてるファミレスでいいよ!」となる。
ですが、雑誌やTVで見たお洒落なお店に並びたい人はけっこう周りに多くて、
昔はお付き合いで並んだものです(今はきっぱり断っている)。
人と人とが深く付き合う時に、モノへのこだわりの度合いや深さって、
けっこう大事なすり合わせポイントだと個人的には思ってます。
◆漫画のあらすじ◆
この漫画に出てくる主人公の彼女・みふゆちゃんは、
主人公の食へのコダワリの強さに辟易して、
さっぱりした性格の男性といい感じになっています。
しかし・・・
サッパリしすぎる性格のあまり、すべてが合理的。ムダは徹底排除です。
血迷うことのない性格。男らしいっちゃ男らしいんですが、
このタイプはちょっと私も気を遣っちゃうかもしれない。
しかも彼の家には・・・
ヤカンもガス台もない。料理しないから、電子レンジのみでOKと言う。
もちろんそれはそれでいいのですが、
挙句はみふゆの手料理を食べている最中に、
「俺な、何食うてもうまいねん」と言い放つのです。
とどめの一刺し。みふゆ、グッサリ・・・!
「よほどマズくなければ何だっていい」とまで言っちゃう男性。
みふゆの手料理だろうとインスタントだろうと、あまり差はない様子。というのも、
この男性、過去にトラウマがあるためにこうなってしまったのですが・・・。
こういうタイプは踏み込んでみなきゃ分からないものですね。
【こうなってくると分からない。どっちがいいんだろうか】
みふゆは、付き合っている頃は、ジローちゃんの食へのこだわりが
しんどくて仕方なかった。ですが、逃げ出してみた後、
ジローちゃんのいいところにいっぱい気づいちゃうんですね。食べるときの幸せな顔とか。
みふゆちゃんは、食べることを大事にしています。
食=人としての根幹だから、「大事にしたいし楽しく食べたい」と思っている。
でも、「食事なんて腹に入れば一緒だろ」みたいな人も世の中には大勢いて、
それは過去に家族との食事でイヤな思いをしてきたりとか、
さまざまな事情が潜んでいるわけです。そのあたりがかみ合わないと、けっこうキツイ。
何が正しい/間違っている、というのではなく、合うか合わないか。
それだけの違いなんでしょうね・・・人間関係って^^
|
|