食マンガ『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』3巻・第16話の問いかけ、
「立ち食いそばのかき揚げ どう食べる?」ネタ。
”立ち食い”限定でなくとも、「かき揚げはやっぱサクサクでしょ!」と思ってたら
ふわふわ派っていうのが世に存在することが判明・・・衝撃です。
【かき揚げに求めるもの・・・それは”オヤツ感”】
かき揚げといえば、
「あっさりしたソバにプラスされるギトギト感」。
ソバの素っ気なさ&柔らかめの歯ごたえに不釣り合いな、
サクサクでギトギトしたかき揚げ・・・この組み合わせ、プライスレス。
たとえばどん兵衛の天ぷらソバを例にとってみると、
「後乗せサクサク」というCMフレーズに沿って、
食べる直前に投げ込み、衣がお汁を吸う前に、いち早く齧りつく。これサイコーです。
で、その後ソバの麺を口にすると、その柔らかくあっさりした風味が
やさしくお口に広がる。これもまた醍醐味です。
そして、衣の油がお汁にどんどんにじみ出て、おつゆにコクが出始める。
ここで、濃厚なお汁を味わいます。そのお汁に浸かった麺にも、コクがにじむ。
食べ終わる頃には、衣がバラバラにおつゆに浮遊し、原型を留めなくなります。
ここで初めて、ふわふわの衣を味わう・・・これが一般的な楽しみ方だと
信じてやまなかったのです。(お箸ですくいづらいのも一興)
もちろん、天ぷらそば⇔かき揚げそばは別物。ですが、
やっぱり油で揚げたトッピングに関して、私個人としてはカリカリ&サクサクを求めたい。
あのクリスピーな”オヤツっぽさ”を味わわなくてどうするのか、と思うのですが・・・
【ジローちゃん、自分の趣向に疑問を持つ傾向に】
↑ジローちゃんの心の声↑
漫画も3巻に突入すると、ジローちゃんの性格に少しずつ変化が現れます。
そう、今までは己の食べ方にギモンすら抱かず、周囲の人たちを罵倒してきたのが、
「これで本当にいいのだろうか?」と自問自答するようになってくる。
猪突猛進型だったのが、ちょっぴり自省寄りに・・・(笑)
この調子なら、みふゆちゃんとも調和していけるかもしれません。
(食べ方以外のところではステキなカップルなので、うまく行ってほしい・・・!)
ジローちゃんは、”かき揚げのふんわり感のすばらしさ”を追求すべく、
ソバ屋さん巡りを始めるのでした。(グルメマンガっぽくなってきた・・?)
でもこの漫画を読んでも、私はやっぱりサクサクが好きだなぁ^^
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