グルメマンガ・料理マンガ

「みかんの皮どうやって剥く?」⇒みかんとの対話が命らしい!

「みかんの皮どうやって剥く?」⇒みかんとの対話が命らしい!漫画『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』1巻・第5話、

「みかんの皮 どうやって剥く?」の章について。

「いい歳して みかんの皮が上手く剥けない」という

主人公ジローの独り言から始まる回です。

みかんの皮がうまく剥けなくたって生きていけるのですが

ジローちゃんは今回も大真面目に悩みます。

【彼女・みふゆがミカンの皮をキレイに剥くのに嫉妬】

ジローがみかんの皮を剥くと、見事にバラバラな断片になってしまう。

しかし彼女・みふゆは楓の葉のように皮をきれいに仕上げます。

「俺のことを笑ってるんだろ?」と自嘲するジローに

みふゆ、ブチキレ。安心のおなじみパターンですね。

世の中には芸術的なミカンの皮の剥き方の本まで出てます。

『あたらしいみかんのむきかた』。

ただちょっと、想像のはるかナナメ上を来ましたね。この本は。

ここまで芸術的でなくたって、

冬には10個くらい1度にたいらげてしまうミカン、

ある程度は美しく剥きたいもの。(そして柑皮症まっしぐら)

ちなみに私はあまりきれいに剥けませんが

とくに気にしたことはありません。

私は至ってノーマルで、

ミカンのヘタの部分に親指を突っ込み、そこから放射状に剥くだけ。

スジは一応取りますが、かなり適当星人です。

ミカンの筋に栄養があるというのは定説なので、

食感に差しさわりのあるスジのみ除去。袋ごと食べます。

ただし私の両親は、ミカンの袋を口から最後に出します。

あれはちょっと許せない。見た目的に美しくないので。

あれ・・・?私もこの漫画の読みすぎで、

ジローちゃんに感化されてきたんでしょうか。

【みかんと対話すればきれいに剥ける(名言)】

このコマ、ツボります。松田優作かな?

このモジャモジャ頭のグラサンは、ジローちゃんの職場の上司。

この方がとってもいい味出しているんです。

ジローちゃんのどうでもいい食べ方のお悩みを、

毎度バッサリ、全面解決してくれる。

この回では、「みかんと・・・対話をするのさ」という

COOLな謎名言を炸裂させます。もう意味が分からない。

モジャ男いわく、

”みかんの欲するものを満たしてあげることで、手も汚さず

きれいにミカンの皮を剥くことができる”とのこと・・・!

しかも、ミカンについての異常に詳しいマメ知識まで授けてくれる。

見た目はアレですが、頼もしい解決マン。

いつもグジグジと女々しく悩むジローちゃんを、

さりげなく優しく丁寧にフォローしてくれる。男前です。

しかし彼にも彼なりの食への偏った哲学があり、

謎の食べ方をレクチャーして去っていく。

で、この回をまとめると、「好きなように食え」ということです。

いつも結論のないまま終わっていく・・・そこがこの漫画の味わい。

これは全巻買いそろえねば、と思っています。


スポンサードリンク




このページのトップへ

【グルメマンガ飯】トップへ

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.