【目指せ、ミスター味っ子!しかし思いがけない難関が・・・】
漫画・アニメでおなじみ、
ミスター味っ子・味吉陽一の「ナス巻きミートスパゲッティ」を再現中。
陽一くんはひと口サイズのパスタを作るために、通常のパスタを半分に包丁で割ってましたが
私はあらかじめ短めの麺を使用しています。(=麺は包丁で割れないため)
私、思い悩んだ末、
ナマの麺にナスを巻き付けることにしました!大胆・・・!
こうすれば、パスタの端を揃えたまま茹でることができ、
しかも薄切りナスにもちゃんと熱を通すことができる。
我ながら、ミスター味っ子バリの奇抜な発想です。
ひと口サイズで食べられる量を巻きます。茄子もあまり重ならないようカット。
熱でほどけないよう、ロールキャベツのようにつまようじをブスブス刺していきます。
はぁ、はぁ・・・どうでしょうか!?この時点でヒロウコンパイです。
ここに至るまで時間がかかりすぎて、ナスが乾燥して割れ始めました!急がねば!
【ついに火を通す段階までたどりついた・・・!】
パスタなのに、水少なめ。そうです、時間がなかったのです。
「ナスがひび割れる前に鍋に投入しなければ」という焦り。時間との闘いです。
いまのところ、見た目はいい感じに仕上がっている。成功の予感・・・!?
焦りすぎてパスタが散らばっています。
ナスの巻きが甘くて、麺がこぼれ落ちてしまったのです。超失態。
優雅に写真とか撮ってますけど、実際はもう初めての調理実習並にバタバタですからね。
しかもママーのパスタは3分で仕上がってしまうんです。焦り、ますます加速。
で、ここでナスの薄切りが大量に余っていることに気づき、
「一緒に投入して茹でてしまおう」と思い付きでとっさに投げ入れる私。
ナスのすきまに空気を含んだパスタが浮き上がっていたので、
ここぞとばかりに、ナスで落とし蓋。イイ感じ。
じつは内心、「ナスのすきまのパスタに熱が通らないんじゃないか?」って
ちょっと心配してたんですよね。なので、ケガの功名というか、ナイスアイデア自分。
【そして恐れていた事態が起こってしまった】
私がもっとも恐れていたこと、それは煮崩れです。
味皇さまの「食べる人のことを一番に考えよ」という教え以前の問題で、
あまりに見た目がヒドイとお話にならないんですが・・・
煮崩れが始まってしまったのです。神よ・・・‼
この時、3分のリミットに迫っていました。引き上げ準備開始・・・!
この時点で、すでにおいしそうに見えません。
麺がクタクタ、ナスもヘナヘナ。もうこれ、どうやって引き上げるの?
水切りザルに流し込むと、1500%煮崩れるので、お箸で束ごとていねいに引き上げました。
水もしたたるナス巻きスパゲッティ・・・(水分たっぷり)
あらかじめお皿に温めたミートソースを敷いておいた上に、そっとパスタを寝かせ・・・
完成です・・・!(疲労度1800%)
これほど食欲を喪失させる料理もそうないと思います。
手前のナスなんて、原型をとどめていません。
ちなみに、これを食すのは私ではありません。
食すのは、我が家の味皇様。つまり、丸投げです。
【我が家の味皇さま、どうぞ召し上がれ・・・!】
我が家の味皇さま、このパスタを見た瞬間、苦虫をかみつぶしたような顔をしました。
見るからにアレなパスタですから、当然の反応です。
「どこから手を付けていいのやら・・・」と困惑。
添え物として、茹でただけの薄っぺらいナスの断片。
なんかもう、いろいろとアレです。
隣で我が家の味皇の様子をうかがっていましたが、ときどき箸が止まっていました。
さらに固まった麺の束、発掘・・・!
やはりナスの内部、うまく熱が通ってなかったようです。
でもさすが3分ママーのパスタだけあって、噛めないことはないレベル。
無言で食べていた我が家の味皇、途中で笑い出しました。
あまりにあまりな料理ゆえに、文字通り噴飯。
お気の毒に・・・!
どうにかこうにか完食。お皿に苦悶のあとが感じられますね。
味皇さま、食べ終わるとなぜかグッタリしていました。
そのかたわら、添え物のペラペラナスに新しい可能性を見出す私。
お醤油で頂くと、なかなかの美味でした。
【「ナス巻きミートスパゲッティ」我が家の味皇の感想】
「なかなかよく頑張っていた(見た目など)。
努力は認めるが、麺の一部が生だったことが残念。
噛めなくはない。食べられないことはない。」
とのことでした。我が家の味皇に認められるまで、道はまだまだ険しいようです。
以上、ミスター味っ子「ナス巻きミートスパゲッティ」再現レポでした。
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