たまご料理

「パンと目玉焼きどうやって食べる?」⇒どうもこうもない(笑)

「パンと目玉焼きどうやって食べる?」⇒どうもこうもない(笑)

面白すぎて、ついに3巻まで読破してしまった漫画、

おおひなたごう氏著『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』について。

すっごくどうでもいい食べ物の食べ方について考察するあまり

大切な人間関係をブチ壊していく主人公に、笑いを禁じえません。

【3巻第1話「パンと目玉焼き どうやって食べる?」】

パーフェクトな朝ごはんの組み合わせ、”パン×目玉焼き”。

「これさえあれば朝はご機嫌♪」というくらい最高ですよね、この絵面。

自分一人の朝ごはんの時には、ここまで豪勢に作りませんが、

個人的には、パンには目玉焼きを乗せて食べたいなあ^^

食パン1枚だとやっぱり味気ないんだけど、タンパク源が上乗せされることで

食パンに旨味が加算される気がするんですよね。

ところで上の図は、ホテルの朝食。こうしてお皿を別々に出してくれるなら、

私はパン&目玉焼きを別々に食べたい。パン=お米と考えて、

おかず=目玉焼きと考える。それ以上に考えることはありません。

が、しかし、主人公のジローちゃんは、再び彼女・みふゆちゃんと

食べ方が揃わず、物別れになってしまうのです。なんなんだこの2人(笑)

というかジローちゃんが短気すぎて、うまくいってないんですね。

食べ方のことでケンカした挙句、ジローちゃんはホテルからダッシュで

雪の中へ逃亡⇒そのまま遭難コース(笑)。

くだらなすぎて大好きです。

【山小屋カフェの夫婦に命を救われるジロー】

山小屋で目を覚ましたジローちゃん。もう夜です。

晩ご飯をごちそうになることになり、所望したのは「トーストと目玉焼き」。

遭難してもまだ、トースト&目玉焼きの食べ方に固執するジロー。タダモノではありません。

ところが、山小屋のご主人の食べ方は、さらにタダモノではなかった。

ご主人は、”トーストon目玉焼き”というところまではノーマルですが、

そのあと、トーストを二つ折りにして、サンドイッチ風にしてしまうんです。

これにはジローちゃんも仰天。マナーという観点からすれば、

二つ折りにすることで潰れて零れ落ちる半熟の黄身をNGとするところ・・・。

ジローちゃん、ご主人のフリーダムな食べ方に心を揺さぶられてしまいます。

(ちなみに奥さんは、みふゆと同じく、タマゴの黄身にトーストを浸して食べる方法。)

ジローちゃんは、みふゆちゃんの食べ方を再三許せなかった己を恥じ、

宿泊ホテルに戻るのですが、みふゆちゃんはすでに単独チェックアウト済みでした。

・・・と、今回もかなりどうでもいいケンカ内容ですが、

カップルや夫婦って、こういう小さい差異が発端で大モメしたりするものです。

くだらないながらも、隅にも置けない問題というか。

なんだろう、作者さんのこの視点の鋭さ(笑)。毎度笑わせてもらってます^^


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